「研修」の意味と種類とは?「講習」との違いと報告書の書き方も

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仕事で「研修」に参加することがありますが、なぜ研修を受ける必要があるのでしょうか。今回は「研修」の意味からその目的を明らかにして、研修の種類のほかに「講習」や「セミナー」との違いも解説します。「研修報告書」の書き方では「書き方のコツ」を紹介しますので、「研修報告書」を書くときの参考にしてみて下さい。

「研修」の意味と目的とは?

「研修」の意味は「知識や技能を身につけること」

「研修」とは知識や技能を習得することという意味ですが、ビジネスシーンでは仕事に必要な知識や技能を学ぶための場という意味で使われることが多い言葉です。

  • 新人研修
  • 社員研修

研修目的は参加者の行動変容をうながすこと

研修の目的は、参加者が研修で学んだことをビジネスに役立てながら、仕事上で新しい行動ができるようになることです。これを「行動変容」と言い、人の行動の仕方が変わることを指します。

「研修」は英語で「training」

「研修」は英語で「training」です。「training」は「トレーニング」として日本語にもなっていますが、「トレーニング」はスポーツの練習や訓練という意味で使われています。しかし「training」にはトレーニングの意味のほかに「研修」の意味もあります。

「研修」の英語例文

“She takes a training for new employee.”
「彼女は新入社員向けの研修を受ける」

「研修」の種類とメリット・デメリットとは?

ビジネスでは「Off-JT」と「OJT」と呼ばれる2つの研修方法があり、バランスよく取り混ぜて行うことがいいと言われています。なぜならそれぞれにメリットとデメリットがあるからです。そこで、それぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。

「Off-JT」とは「職場を離れた研修」のこと

「Off-JT」とは「off the job training」 の略語で、日常業務から離れて行われる研修のことです。「外部研修」とも呼ばれていて、研修の方法には講習会やセミナー、社会人大学院や職業訓練施設で行われることがあります。この「Off-JT」には、通信教育も含まれます。

「Off-JT」の目的は企業内で習得できない知識や技能の習得することで、日常業務から離れて研修を受けることが特徴です。

「Off-JT」のメリット・デメリット
  • メリット:教育訓練に集中できるので効率的。
  • デメリット:一般的、または基本的な内容のことが多い。また、習得したことが実践で応用できるとは限らない。

「OJT」とは「職場内での研修」のこと

「OJT」とは「on the job training」の略で、日常業務をしながら行われる職場内での研修です。「部下指導」や「部下育成」とも呼ばれています。

仕事の進捗状況や成果を見ながら指導を行い、日本企業ではOff-JTよりもOJTを重視する傾向がみられます。

「OJT」のメリット・デメリット
  • メリット:日常業務をしながら指導が行われるので、実際の業務経験を積みながら業務に必要なスキルも磨くことができる。
  • デメリット:指導に当たる上司や先輩の負担が増える。

「研修」と「講習」「セミナー」との違い

「講習」とは受け身的な学びの場

「講習」とは、あるテーマに沿って講師が説明をして、参加者はそれを見たり聞いたりしながら学ぶ受け身的な学びの場です。

「研修」と「講習」との違いは、「研修」は就業目的で知識や技能を身につけるという意味なのに対して、「講習」はあらゆる目的で学べることです。

「セミナー」とは自主的な学びの場

「セミナー」とは参加者がお互いに意見交換をするなど積極的に学ぶ姿勢を見せられる場です。

「研修」が就業目的で学ぶのに対して、「セミナー」はどのような目的で学んでもいいのですが、参加者の自主性が重視されます。

研修報告書(研修レポート)の書き方とは?

「研修報告書」とは「研修の内容をまとめた書類」

「研修報告書」とは研修の内容をまとめた書類のことで、「研修レポート」とも呼ばれています。研修に参加したあとに、研修の目的や学んだことのほかに、研修に参加して気付いた問題点などが書かれます。

「研修報告書」の内容と書き方のコツ

研修報告書にまとめられる主な内容は、「研修目的」「結果と効果」「所感」の3つです。それぞれの内容と書くときのコツは、次の通りです。

  • 研修目的
    研修の目的とは、その研修のメインテーマとなる研修内容を通して、参加者が身につけるべきことや学ぶべきことです。
    研修の目的は研修のタイトルに集約されていることが多いので、研修目的に何を書くのかを迷ったらタイトルをよく読んでみましょう。例えば、「新入社員向けのマナー研修」という研修タイトルなら、その目的には「社会人として身につけるべきビジネスマナー」などが考えられます。
    研修でさまざまなことを学んだためまとめにくいときには、タイトルから研修目的を考えることをおすすめします。
  • 結果と効果:研修で学んだこと
    研修の結果と効果では、研修で学んだことをまとめます。研修の目的と照らし合わせると、どんな結果を得られて、どんな効果があったのかがわかりやすくなるでしょう。

研修目的:医療チームのチームワークの大切さを学ぶこと。

研修の結果:チームワークがいいと看護師が情報共有しやすくなることがわかった。
研修の効果:チームワークをよくするために、カンファレンスに集中しようと思う。

  • 所感
    所感は感想とは違い、研修に参加して発見した問題点や改善点などを書きます。個人的な印象や気分のような感想にならないように注意しましょう。

参照:「研修報告書」の書き方とは?概要や所感を書くコツ【例文つき】

研修参加後のお礼メールは送るべき?

お礼メールは送ったほうがいい

研修に参加したときには、研修の講師や研修を勧めてくれた上司などにお礼のメールを送るのがマナーです。研修報告書を書くのだからお礼メールはしなくてもいいのではと思われるかもしれません。しかし、お礼メールは個人的に感謝の気持ちを伝えられるので、講師や上司に良い印象を残せるため、お礼メールを送るようにしましょう。

お礼メールで押さえておくべきポイント

お礼メールを送るときには次の4つのことに注意します。

  1. 研修に参加した日に送る。
  2. タイトルはわかりやすく。
  3. 感謝の気持ちと学んだことを伝える。
  4. 具体的な例を入れる。

お礼メールは研修に参加した日のうちに送ります。連日続く研修なら、研修の最終日に送りましょう。またお礼メールのタイトルはわかりやすく、「〇〇研修のお礼(車名・部署名・氏名)」のようにタイトルから内容が推測されるようなタイトルを付けます。

メールの内容は研修に参加できたことへの感謝の気持ちと研修参加によって得られた成果です。研修成果を分かりやすく伝えるために、具体例を出しながら説明するといいでしょう。

研修のお礼メールの例文

上司が講師を務めた研修のお礼メール例文

件名:営業研修のお礼(営業部・斎藤まこと)

〇〇部長

本日の営業研修では大変有意義な時間を持つことができました。どうもありがとうございました。

研修で○○部長が説明された「営業の心得」は特に印象に残りました。普段は商品を販売することばかりに気にかけていましたが、営業はお客様のことや地域、会社スタッフのことも考えることが営業の基本だと分かりました。

この教訓を生かして、今後の営業業務に取り組んでいきたいと思います。

今後とも、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

まとめ

「研修」とは仕事に必要な知識や技能を身につけるための場という意味でよく使われています。研修を受ければ研修報告書を提出したりお礼メールを送ったりなど社会人は忙しいですが、報告書を書くスキルを身につけてお礼メールを送る習慣をつけられれば、効率よく行えるようになるでしょう。

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